今回のサットサンガ(真理の集い)では、「少食・断食で慢性病を治す、生まれ変わる」と題し、少食の効用について説法しました。
なぜ、少食や断食をテーマに取り上げたか?
それは、私自身が病気になった時、西洋医学を極力利用せず、次の3大柱で治していくと考えているからです。
その3大柱とは、
① 気功治療
② 湯治
③ 断食・少食
の3つです。
これらは、病気治しのための大きな武器です。
これらを併用していくことで、難病でも改善がみられていくことでしょう。
湯治はこれまでも度々話をしてきました。
今回は少食・断食ですが、それには大きく3点の効用があります。
それは、①健康維持・回復、長寿②開運③霊性の向上の3つです。
少食にするだけでこれらの効果が得られるのであれば、いわゆるコスパ的に見ても大いにやる価値はあるでしょう。
サットサンガのレジュメでは、1日1食のスタイルを提唱しました。
食は人それぞれのライフスタイルですから、何が良くて何が悪いということではなく、単なる選択です。
1日1食が素晴らしくて、2食がダメということではありません。
しかし、3食たらふく食って食欲を満たしていたら、その反動は主に健康面で遠からず現れてくるでしょう。
私もこれまで肉体労働ということもあって、大食を自身に許してきました。
それは良くなかったかもしれないと考えを改め、ライフスタイルを変えました。
ただ、大食と言っても、牛豚鶏の肉は一切口にしませんし、添加物・化学調味料を使っている食材も摂らない様にしています。
野菜も、できれば無農薬、そうでなければ減農薬の野菜を選んでいます。
3食たらふく食べて来た人が、精神力だけで急に2食や1食のスタイルに舵を切るのも考えもので、精神力が途切れたらリバウンドしてしまう可能性があるでしょう。
そのため、少しずつ食を減らしていくことが大事だと思います。
何事も事を急かないことです。
少食の生活スタイルは、その大きな効用を頭で理解するのも大事なのですが、何よりそれが快適である、気持ちがいい、という動機でなければなりません。
食を減らして、
「こんなに気分が爽快になるんだ!」
「曇り・モヤモヤが取れてなんかスッキリ」
「なんか最近疲れにくくなった!」
「頭の回転や切れがよくなった感じがする」
「症状がどんどん良くなっている!!」
などとその効用を身体で実感することが大事でしょう。
頭で理解し実行するのではなく、身体や魂が望むから実践するという方向に持って行きましょう。