人間は可視のものだけで成り立っているわけではありません。 肉体以外にオーラ(気場・エネルギーフィールド)の層があり、また魂や霊もあります。(参照 『人間とは・・・「見えない身体」の真実』)
私にとって至極当然の事実も大半の方にとっては初めて知ることであり、常識を覆されることであるので受け入れがたいと思う人もいるでしょう。
現代の世の中は科学至上主義、物質主義、唯物主義が蔓延しています。
目に見えるものだけがすべてであると社会通念ができ上がっていますが、不可視の領域も確かに存在します。
では、誰もが持っている心とは一体何でしょうか?
心は脳内ホルモンや神経伝達物質の反応によって動くもので、脳内に存在しているのでしょうか?
そうではありません。
人間の心や意識は肉体レベルになく、3次元のこの世ではない次元にあるのです。
人間とは次元を超越した多次元的存在でなのです。
人間は死後に肉体を失っても、肉体を持っているときと同じように外界の出来事を感じ、色々なことを思い考えることができます。
人間が肉体だけの存在ではないのは誰でも輪廻転生をしていますから本当は知っているのです。ただ単に思い出せなくなっているだけなのです。
諸々の霊界通信によりますと、死んで肉体を失うと人間は霊体になりますが、そこで感じることは「肉体は鈍重なものであり、束縛されているようなものだ。肉体を失って霊体になると実に晴れ晴れとして軽く感じられる。」ということが共通して描かれています。
肉体は意識(≒心)がこの世で自分を表現していくための乗り物であり、それがゆえに心は肉体の上位に位置づけられます。
肉体を支配しているのは心であり、心の持ち方ひとつで肉体の状態はいかようにも変わります。
簡単な話、心がつまらないことに捉われてクヨクヨしていると肉体も力が湧いてきません。
それが一時的ならともかく、性格やストレスでその状態が長く継続していくと、肉体はほころびをみせてきます。
心の運用は肉体という乗り物をうまく乗りこなしていくためのハンドル操作のようなものであり、流れるがままに自然にしていてはうまく運転していくことはできません。
だから、心を常に積極的に保っていくという自らの努力が必要になります。
心を愛、感謝、嬉しさ、楽しさ、笑い、温かさ、優しさ、思いやり・・・というポジティブな思いで一杯にするのです。
そうすると心はポジティブなエネルギーが一杯に充電されます。
これが人間本来の生き方です。
病気の人はほとんどその逆のネガティブな思いで一杯です。
ネガティブな思いは、怒り・不満・不安・心配・憂鬱・後悔・恐怖・妬み・嫉み・憎悪・悲嘆・・・というもので、心の大半をこのような思いで一杯にしていれば心はネガティブなエネルギーで溢れかえり肉体はほころび朽ちていきます。
病気になっている人は病気を敵として捉えるのではなく、「あなたの生き方が間違っているよ。」というメッセージであるとして捉え、病気に感謝していくことが大事です。
感謝をしていくと、心のネガティブなエネルギーが感謝というポジティブなエネルギーで塗り替えられ、心が健全な状態に戻っていきます。
肉体はそれに導かれるかのようにして正常に戻っていくのです。
「そんなことをしなくても薬を飲めばいいじゃない。」
そう思う人もいるかもしれません。
薬を飲んで症状を抑えることだけしていたら、心のネガティブなエネルギーはどこに行ってしまうのでしょうか?
どこにも行くことはありません。
薬を飲んで症状を感じなくなってもネガティブなエネルギーは「見えない身体」(オーラ)に存在し、なくなっているわけではないので根本的な解決になっていないのです。
病気はメッセージであることが分かれば、その意味を自己探求していく道を進むことができます。
弊院でも病気の意味探しのヘルプをして差し上げています。
そして病気を通じてこれまでの生き方が変わり、より人生が味わい深く満ち足りて充実したものになっていってほしい・・・そのような思いで日々気功治療に取り組んでいます。