気功とは・・・その分類
メリット&大まかな分類
気功を行う目的は気というエネルギーを体得し、それを実生活に活かしていくことです。
古代の人々は普通にこれができていたようですが、現代ではその方法がほとんど知られなくなり一部の人々が行うだけになりました。
気功はその功法に関わらず共通して生命エネルギーを高めていきますので、若さと活力と存在感が生まれ、健康を継続していくことが可能です。
さらには「気合を入れる」という言葉の通り、気を高めることにより不可能なことやハードルが高いことを実現していく力が湧いてきます。
洋の東西、老若男女に関わらず、これをマスターしておくと人生を豊かに歩んでいくための最高の友になるに間違いありません。
気の体得方法は大きく分類すると次の3つにまとめられます。
① 医療気功
病気の人を気という生命エネルギーで治癒に導く。施術目的。当院はこれにあたる。
② 武術気功
気を体得することで肉体を上回る力を得る。合気道や少林寺拳法・太極拳(組み手を行うもの)・空手の一部がそれにあたる。遠当てといって触れずに相手を飛ばすものもある。
③ 宗教気功
気を体得することが目的ではなく、心身を浄化し悟りを得ることが宗教の修行の目的であり、その過程で気を体得する。
※②③ の場合でも気による施術をできることもあります。
気功治療の本質
気功治療の本質は他では余り触れられていないことです。
本質を述べるにあたり分類して考察するのが適当だと思いますので、分類をしていきましょう。
まず、功法的に大きく内気功と外気功という分類ができます。
内気功
武道やカルチャーセンターの教室にあるようなもので、呼吸を統制し、自分の気を離合集散させて気を練っていく、そうすることで身体の細胞の隅々まで気が充実し心身ともに健康になっていきます。
しかし、初心者は最初の内はさっぱり気が体感できない人が多く、辞めていく人も多いのも実情です。
外気功
これは大きく自己練成型のものと仲介型のものに分けられます。
■ 外気功・・・①錬成型
文字通り自分の力を練って力を蓄える功法です。
内気功の鍛錬を重ねていくと、気の力が大きくなり他人に気を与えられる、治療できるレベルになってきます。
ただし、そうなるには長期のたゆまぬ鍛錬が必要です。
病気の人は気が不足しているか邪気で気が滞っているため、病気の人に気を送ると病気が癒えるということも起きてきます。
段々に治療の能力が高まってきます。
しかし、人に気を与える代わりに自分の気も消耗するため非常に疲れ、日に何人も治療をしていくのはしんどく感じられます 。
外気功師は短命が多いと言われます。
それは、錬成型のため施術によって自らの気を消耗したり、受け手の邪気を貰いそれを浄化できなかったりするためです。
■ 外気功・・・②仲介型
仲介型の気功とは、文字通り自分ではない他のものからの力を中継し、受け手に気を送る方法のことをいいます。
他のものとは宇宙や天地自然の虚空にある気や、他の次元の意識体(スピリット)のことです。
仲介型は自我を抑制し自らを導管に徹するのですが、それにはチャクラの活性が必要になります。
大切なのはどことつながるかということで、魂や精神の成長度によってより高次の意識体にアクセスすることができます。
未熟な魂の持ち主の場合はそれ相当の低次元の意識体につながり、気の力を悪用しかねません。
映画「スターウォーズ」で、ダースベイダーが陥ったようにダークサイドに落ちていくことになってしまいます。
仲介型の気功を行うものは一般人以上に日々の生活を厳しく律し、精神を高め成長させていく不断かつ高尚な努力が必要になるのです。
仲介型は自らの気を消耗しないため日に多人数を治療しても疲労しません。
また施術の際に受け手の邪気による影響もほとんど受けません。
仲介型で有名なのにはレイキがあります。
当院はレイキではありませんが仲介型に該当します。
外気功による施術は気に親しんでくるとどうしてもやってみたくなるものです。
しかし、錬成型の場合は体力を消耗したり、受け手の邪気を被って自身の身体の具合が悪くなったりするので軽い気持ちで施術をするのはお勧めできません。