この記事は「 #中村天風師の手鏡暗示法の奇跡① 」の続きです。
手鏡暗示法は、鏡に向かい自分自身に暗示をかけるのですが、それで面白いのは、自分に嘘はつけないということです。
思ってないこと、自分自身とまったく関係がないこと、荒唐無稽なことも潜在意識に入ってきません。
40過ぎのおっさんが「私は陸上でオリンピックに出て金メダルをとる」と言ったってなれるわけがありません。
「白馬の王子様が迎えに来て、カワイイお嫁さんになる」って鏡に言っても、結婚して子供もいれば誰も迎えになんて来やしません。
理想を抱くのは大事なことです。
現在の自分自身を考慮せず広大な理想を抱いても良いのです。
この世には物理的法則がありますから、その法則内での理想を言うことです。
また、本当になりたくないものは鏡に向かって言うと空々しく聞こえます。
そういうのはダメです。
では、どの程度まで理想を高く持って良いのでしょうか?
私は、
「他人ができたことは自分もできる」
と考えてよいと思います。
先人が成し遂げたことは、「私にもできるかもしれない」と考えて暗示をかけると実現する可能性が高まるでしょう。
自分はもう○才だし、もう遅いよね・・・
そのような情けない考え方はゴミ箱に捨て去りましょう。
人生、死ぬまで青春だし、何才になろうが精神は進化します。
・日清食品の安藤百福が、インスタントラーメンを発明したのは、48才の時です。
・レイ・クロックが、マクドナルドを始めたのは52才の時です。それまでは、ミルクセーキマシンのセールスマンをしていました。
・森泰吉郎が、森ビルを設立したのは、51才の時です。それまでは学者でした。
・カーネル・サンダースが、ケンタッキーフライドチキンを創業したのは、62歳の時です。
・やなせたかしが、アンパンマンを描いたのは50才の時(最初の頃のアンパンマンは今と違ってキモい)、アニメ化され有名になったのは69才の時です。
・ラマジート・ラグハブさん(インド)が、パパになったのは、96才の時。「薬など使わず自然なやり方だった」と言っています。
それを考えたら、まだまだ何でもやれそうですよね!
自分で自分にブロックを設けるのは止めた方がいいです。
手鏡暗示法で自分の可能性を最大に引き出しましょう。
私も「まだまだ何でもやれる!」って思っています。
人生これからですよ!