「気功でがんが良くなった」という話を耳にしたことはあるでしょうか。
多分、身近にはいないでしょうから、「本当にそうなのか?」といぶかしく思う気持ちもわかります。

だいぶ前の話になりますが、私がこの気功治療の世界に入るきっかけになった話をします。
当時私はサラリーマンで、特別な気の能力もありませんでした。
今でいうブラック企業という会社で、会社の業績を上げるために日々終電近くまで馬車馬のように身を粉にして働いていました。

そんな折、偶然に気功師の故・T先生のホームページを見つけました。
T先生は、今は鬼籍に入られています。
T先生のホームページには、「カルテ」と呼ばれるたくさんの体験談が掲載されていました。
驚いたのは、中でもがんが治癒したという記録が多かったのです。
当時私は30才くらいでしたが、病気になったら病院に行くのが当たり前と考えていました。それ以外の東洋医学や代替療法・自然療法のことは全く知らず、ましてや気功でがんが治るなんて考えたこともありませんでした。
気功と言えば、中国の仙人のような達人がしているものという朧(おぼろ)げなイメージしかありません。

T先生のホームページに掲載されていたたくさんの気功治療体験談を読むにつれ、

「これは本当なんだろうか?」
「こんなことがあるのだろうか?」

と疑問が湧き上がってきました。
私はいても立ってもいられず、特に体調が悪いところはありませんでしたが、アポをとってT先生を訪問したのです。
T先生の気功治療院には、患者さんが直筆で書いたたくさんの「カルテ」が壁一面に掲載されていました。
T先生は親切にいろいろお話をしてくださり、がん患者さんが書いた直筆の体験談を読ませてもらい、

「これは本当に結果を出している治療法なんだ!」

と確信しました。
気功でがんが快復するというのは大きな衝撃でした。

T先生とのお話も終盤に差し掛かった頃、先生はおもむろに
「水野君もできるよ」
とおっしゃられたのです。
どうしてそう思われたのかは、その当時はわかりませんでした。
今は、水野氣功塾で気功を生徒さんに指導をする立場になりわかるようになりましたが、指導者は人を癒す能力がある人を見抜くことができるのです。

T先生のその一言は私の人生を大きく左右する一言になりました。

「そんなことができるなら、私も修行してできるようになりたい」
「気功治療家になって、がんに苦しむ方を救う仕事をしたい」

と思うようになり、それが頭から離れませんでした。
当時、勤めていた会社の仕事の魅力も色褪せ、心は気功治療家になりたいという思いが高まる一方でした。
結局、私が退職をして気功治療家の道に入ることができたのは、それから3年も経ってからでした。

気功治療は、さまざまな病気や体調不良の方の改善を目指して行われます。
腰痛など身体の痛み・さまざまな不定愁訴・自律神経失調症・うつなどメンタルの病気・・・などなど、本当に不思議な力だと思います。
それでも私がこの道に入った当初の思いは、がんの患者さんを助けてあげたいというものでした。
末期で手術もできない、抗がん剤ももう効かないというがん患者さんに希望をお届けしたい、そんな熱い思いがあります。
そのせいでしょうか、私の気功治療院は開業からがん患者さんが絶えることはありません。

これまでもたくさんのがん患者さんと向き合ってきました。
弊院を訪れる患者さんの中には、抗がん剤治療や放射線治療、その他免疫治療など散々やって、著しく体力を消耗してしまっている方も少なくありません。
病院で抗がん剤治療や放射線治療などを受けてこられた方はひどく弱っていますから、快復する力が残っていない場合もあります。
これはがんそのもので衰弱しているというより、劇薬の抗がん剤のダメージが残っているため嘆かわしい現実だと思えてなりません。

そのような方は痛みを楽にしてあげることしかできないこともあります。
それでも「疼痛の緩和だけでもとても助かる」と受ける方は後を絶ちません。
「痛み止めの薬はなかなか効かないけれど、気功は楽になる」と言ってくれた方もいました。

終末期まで進行していない人の中には、気功治療を重ねることで、「手術が回避できた」「手術をしたら腫瘍が縮小していた」というご報告を聞くことは珍しくありません。
しかし、それは個々人の気力・体力にもよります。
同じ病名がついていても、発症した原因は人それぞれ違います。
誰でも彼でも同じように治る訳ではありません。(それは西洋医学も同じです)

気功でがんが治った方は、ほとんど病院の医師にそれを告げません。
私の患者さんはほとんどそうでした。
なぜなら、気功治療など代替医療は大抵あやしいものというレッテルを貼られており、医師によっては、代替医療に慎重な考えを持つ方もいるからです。
医師が気功治療などを容認するときは、終末期に入りやれる治療法がすべてなくなった段階で、その時は「やれることは何でもやってみるといいでしょう」と諦め顔に言うのです。
だから、病院の患者さんが自然に寛解したか、抗がん剤が効いたかというカウントの中には気功治療などの代替医療で良くなった人も含まれていて、そのような方が統計には表れないこともあるのではないかと感じています。
湯治場に行くと、温泉でがんが治ったという人の話も時々耳にします。
そのように表に出てこないこともあります。
西洋医学一辺倒にならずに視野を広げて治療の幅を広げてみるのも良いと思います。

T先生は「毎日来なさい」とよく患者さんに言っていました。
いくら気功の達人であるT先生とはいえ、患者さんがたまに来て治療を受けただけであっという間に治るということはないのです。
だから、T先生は「毎日来なさい」と指導し、忠実にそれを守って通った患者さんは良くなっていきました。
気功治療の力は素晴らしいものですが、それでも簡単にパッと治るというマジックのようなものではないのです。

病気が進行して生命力の火が消えかかっている人に氣という生命力を注入し、また、抗がん剤や高線量の放射線の毒で激しく損傷した身体を修復を促し、回復力を高めていきます。
それに時間がかかるのは自明の理です。

50回〜100回の気功治療をして治っていった方もいます。
それでも50回とか相当の施術をして突然効果が出たというものではなく、気功治療は回数ごとに段々と体調が良くなるのを実感できるので、患者さんは希望を感じながら施術を受けていました。
気功治療は間隔を空けずに集中して施術をした方が回復のカーブがグンと上がっていきます。

気功治療を続けるかどうかは、ご自身が体感し、ご納得いただいた上でお決めください。
世間では気功など代替療法はいかがわしいと刷り込みをされていますが、本当にそうなのかどうか、素直な気持ちで試してみてください。
先入観だけで判断するのではなく、自分の身体で感じてみるのが1番です。
そして、「これはいいかも!」と思えたら、気持ちを定めて集中的に続けてください。

私は常にがん患者さんに寄り添い、一緒に歩んでまいります。
私は患者さんの笑顔が見られるのが最も嬉しく、それを生きがいにしています。
いつか笑顔が見られるその日までご一緒にがんばりましょう。

下記の記事が皆さまのがん快復の一助になれば幸いです。

※気功療法による経過や体感には個人差があり、同様の結果を保証するものではありません。

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当院の気功療法全般については、「メニュー&施術料/がんの気功療法」のページをご覧ください。

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