遠隔治療は確かに遠方にいる患者様の症状を解消・軽減しますので、それは素晴らしいものです。
まるでドラえもんの「どこでもドア」のようでもあります。
私の場合、特別な鍛錬をして癒しの波動を出すことができるようになり、このような技術を使える恩恵に浴しています。
しかし、遠隔治療のように念を送ることは決して私のような気功師・ヒーラーだけの専売特許ではないのです。
程度の差こそあれ、誰でもが無意識にしていることなのです。
実は、これが大切なことです。
人の「思い」、それは日常生活の中で色々な思いが錯綜しています。
特に、闇の思い・ネガティブな思いが多い方が大半なのではないでしょうか?
「あいつ・・・あのやろう」「どうしよう・・・」「どうなるのだろう・・・」「心配だ・・・」「何で私だけ・・・」「くそっ」「くやしい」「バカヤロウ」「ざまあみろ」・・・などなどの思い、これが闇の思い・ネガティブな思いです。
人の思い・念は思いを抱いた瞬間に相手に届きます。
これらの闇の思い・ネガティブな思いも相手に届いているのです。
相手がそれを明確に自覚できているかどうか、それは人それぞれで確かではありませんけれども無意識層には届いているのは確かです。
ですから、次の機会に相手と会った場合にお互いに気分が良くないという状況になりますし、その対人関係は改善するどころか却って悪化しています。
対人関係を改善したいのであればネガティブな思いを抱いてはいけないのです。
丑三つ時に行う呪いの藁人形は有名ですが、これは決して迷信の類ではなく効力を十分に発揮する呪詛です。
闇の思い・ネガティブな思いを抱けばその波動は巡り巡って自分に帰ってきます。
人を悪く言えば自分も人から悪く言われる・・・それがこの世の法則です。カルマの法則です。
自分に帰ってくればまだ自業自得ですから良いとしても、自分の最愛の人・家族や子供に帰ってくることもあるといいます。
それよりは光の思い・プラスの思いを抱きましょう。
光の思い・プラスの思いとは真・善・美であり、愛・感謝・感動・笑い・・・という思いです。
この世は自分の意識の投影であるといいます。
自分がプラスの思いを抱けば、現実もそれが反映されたものになっていきます。
一人ひとりが光の思い・プラスの思いを常に心に抱いていると、その家族から変わって行きます。
一家族から、地域のコミュニティへ、そして社会、国家、世界へと・・・
このプラスの波動が水面に起こる波紋のようにどんどん広がっていくために、まずは一人ひとりが変わっていかなければなりません。
現代はどちらかと言うと闇の思いの方が大勢を占めている時代です。(カリユガの時代と言われています。)
だから地球まで病んでしまっています。
温暖化・異常気象・環境破壊・・・と問題視されていますが、地球も波動から成り立っていますから、人間が抱く波動の影響を直接的に受けてしまうのです。
けれども、それも少しずつ光の思い・プラスの思いが強くなってきています。
闇が光に帰っているようです。
でも、どうしても嫌で嫌で仕方がない人がいる、そんな場合はどうしたら良いのでしょうか?
私の知っている著名なヒーラーさんはこう言います。
「好きにはなれないけれど、これ以上嫌いにはならない。」
そう思いを抱くだけで対人関係は好転をしていきます。
実例も沢山あります。
自分の思いによって相手も同じ思いを抱く・・・波動は鏡のような性質を持っています。
心に抱く思いが大切であること、少しはご理解いただけましたでしょうか。